シシャモ

遅い時間だったが馴染みの小料理屋へ行った。
電話した時は断られたのだが、お店常連の方から電話があり、席を用意したからおいでと。常連パワー恐るべし。
お店に行ってみると、ほぼ席は埋まっていて忙しそう。少々ゆっくりしたペースで料理が出てくる。
まずは揚げ銀杏。揚げた銀杏に塩を振ってお酒をかけた物。緑の銀杏がお酒で輝いていて見た目に美しく、そして美味しい。
続く刺身はホッケ、メジマグロ、茹でダコ。ホッケの刺身は初めて食べた。もっと味がないのかと思いきや甘くて柔らかな食感。
煮物はトリ、里芋、高野豆腐、蕪、そしてエビ。しみる。
揚げものは小ぶりの魚。なんとシシャモ。偽物といわれるカンペリではなく本物のシシャモは初めて。揚げたせいかふわっとやらかい食感で美味しい。
焼き物はギンダラ。これは西京漬けになる前のもので、少々味が物足りない感じがする。そして最後はアナゴ、食事は冷たいうどん。美味しかった。