ホテルがお休み

週明けに仕事を取りに東京へ行こうと考えていた。宿はいつものように中央区日本橋周辺を探す。
そんな中、姉歯建築設計事務所による構造計算書偽造問題だ。構造計算書が偽造されている可能性のある21棟中14棟は建築済みで、そのうち1棟はホテル。そしてそのホテルは中央区にあると来た。もしかしたら当たるかも・・・
現時点では構造計算書が偽造されていてもどの程度危険なのかは、個々の物件毎に異なり調査が完了しない時点ではその大きさは分からない。もしかしたら、軽微なもので安全上問題ないかもしれない。
気になるところはホテル側がどうするかだ。

  • すぐに自ら名乗り出る
  • 調査結果が出るまで伏せておく
  • どこからか名前が漏れるまで隠し通す

少なくとも今公表すれば当然そのホテルは当面営業にはならなくなる。その他を選んでもその時期が遅れるだけの事とだが。
そんなことを気にするまもなく今日該当のホテルである「京王プレッソイン茅場町」が自ら公表し今日から営業を中止したようだ。実にすばらしい決断だ。
その一方で設計事務所と建築確認を代行した「イーホームズ」の間で責任の擦り合いが行われている。賠償問題が付きまとうので安易なことはいえない気持ちはわからないでも無い。姉歯さんがテレビのインタビューで言っていることは当事者にとっては腹の立つ話し方であることは理解できるが本当の事を喋っているに過ぎないように思う。彼には建前を捨てて本当のことを喋って欲しいと期待する。あまりにも問題が大きいので何らかの力によって彼の口封じが行われないことを望む。